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晩秋をゆけ

by 岩瀬敬吾

晩秋をゆけ。  行った。

久し振りに三週間も旅に出たので

なんだか爽快だ。

思えば日本一になれず傷心のままツアーに出たもので、しかも旅先の最初が九州ときたもんだ。

傷心を癒してくれたのが九州だった事もまた事実。

これからもこの思い出をなくさぬ事だろう。

思えばこの頃はまだ半袖で過ごせた、なんとも季節外れな日々だったが

場所を中国地方に移したとたん、グッと気温も下がった。

きてくれよきてくれよと、

なんとも情けない鳴き声で歌い歩くもので、同情のお陰か毎日聴いてもらう人はいた。

いかん。なんだかこの縦書きは

湿っぽい口調と内容になってしまうな。 気をつけねば・・。

門脇大樹のおかげで初めての大田市、

隠岐の島と2つ島根で歌うことが叶ったのだが、隠岐の島は初めてという事もあり、色々とグッとくるものがあった。

最後はお礼にとお好み焼きを焼いた、

いいオフも過ごした。

毎日好きな人とだけ過ごしていたのでストレスもなく、場所は岡山へ。

吉永君は大きなイベントを抱えていてとても大変そうだった。

ミュージシャン達のワガママに振り回され大変そうだったけど、彼の、持ち前の優しさとバイタリティでうまく行くことを祈っている。

四国からはKEEWO君と合流して、なんとも言えぬ安堵感に助けられ、

そして徳島、高松、京都とドラマのような毎日、そして世間は三連休なのだが僕らは歌い、呑み、わらった。

最後は谷町にあるスキッピーでワンマン。

KEEWO君も駆けつけてくれて、安堵感の続きをもらいつつ、スキッピーの持つ素敵な土着感、空気と匂いを纏いながらあっという間の3週間は終わった。

10月は喉の調子も良くなく心配の絶えない日々だったが今回はそこに気持ちを取られることもなく、

まあ、相変わらずのいつも通りの付いて回る不安とドンパチしながら、

ツアーは終わったのである。

ほんとうにありがとう。

12月もすぐだ。

もう少しだけ、ツアーをして、

無事、年越しできれば、

今年もどうにかといえるのかもしれない。

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